20世紀西洋人名事典 「マルセルチェボー」の解説
マルセル チェボー
Marcel Thiébaud
1897 - ?
フランスの批評家。
ル・ヴュ・ド・パリ誌編集長。
パリ生まれ。
「ル・ヴュ・ド・パリ」誌の編集長として、豊かな知識と洞察力を駆使した評論を発表し、サント・ブーヴの直系といわれる。主著に評論集「文学的脱出」(1935年)、評伝「エドモン・アブー」(’36年)、「レオン・ブルムをよみながら」(’37年)等があり、「ドリス」(’46年)等の劇作も試みる。各国文学にも詳しく、若干の翻訳もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報