一つのパッケージの中に、複数のコア(演算装置)を集積して、一つのCPU(中央処理装置)として機能させるプロセッサー。一つのコアのみの場合は、シングルコアプロセッサーという。
コアはそれぞれ独立しているので、他に影響されずに動作する。並列での分散処理が可能なため、シングルコアと比べて、総合的な処理性能が向上する。複雑な演算処理を伴うソフトウェアや、複数の処理を同時に行うマルチタスクなども、速やかに実行できるようになる。二つのコアをもつCPUをデュアルコア、四つのコアをもつものをクアッドコア、六つのコアはヘキサコア、八つをオクタコアとよぶ。
なお、一つのプロセッサーに複数のコアを集積するのではなく、独立したシングルコアなどのCPUを複数個並列で搭載して分散処理を行うものは、マルチプロセッサーという。
[編集部]
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