20世紀西洋人名事典 「マルチロスサリヤン」の解説
マルチロス サリヤン
Martiros Sergeevich Sariyan
1880.2.16.(2.28.説あり) - 1972.5.5
ソ連(アルメニア)の画家。
ロストフ(ドン河畔)生まれ。
モスクワの美術学校で学び、「青いバラ」に参加する。中近東やイタリア、フランスに遊学。ゴーガンとマティスの影響を受け、奔放なタッチと生命力あふれる色彩感覚の風景画や肖像画に優れ、沈滞期のソ連画壇に異彩を放つ。代表作に「アルメニア」(’1923年)、「自画像」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報