現代外国人名録2016 「マレイペライア」の解説
マレイ ペライア
Murray Perahia
- 職業・肩書
- ピアニスト,指揮者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1947年4月19日
- 出生地
- ニューヨーク市ブロンクス区
- 学歴
- マネス音楽院
- 受賞
- エイブリー・フィッシャー賞(第1回)〔1975年〕,ディスク大賞〔1976年〕,エディソン賞〔1976年〕,リーズ国際ピアノ・コンクール第1位(英国)〔1972年〕
- 経歴
- スペイン系。4歳からピアノを習う。マネス音楽院でピアノをアルトゥール・バルサム、指揮をカール・バンベルガーに師事。1966年からルドルフ・ゼルキン主宰のマールボロ音楽祭に参加。’68年よりミェチスラフ・ホルショフスキにピアノを師事。’72年ニューヨーク・フィルハーモニーと共演してデビュー。同年英国のリーズ国際ピアノコンクールで米国人初の優勝。’73年ロンドンに移住、クィーン・エリザベス・ホールでのリサイタルを皮切りに、欧米各地で活動を開始。’76年ニューヨーク・フィルハーモニックの定期演奏会独奏者として出演、同年英国室内合奏団とモーツァルトのピアノ協奏曲の全曲録音に取組み、ディスク大賞、エディソン賞など数々の賞を受賞。以来、ブダペスト弦楽四重奏団、ガルネリ弦楽四重奏団との共演をはじめ、室内楽奏者としても活躍。モーツァルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマンの作品を中心とし、モーツァルトのピアノ協奏曲の演奏では、独奏と指揮を自ら兼ねる。’91年以降右手の親指を痛めコンサート活動から遠ざかっていたが、’96年復帰。療養中にバロック、特にバッハを研究、レパートリーに加わる。来日数度。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報