20世紀西洋人名事典 「ミッチェル・デクラーク」の解説
ミッチェル・デ クラーク
Michel de Klerk
1884 - 1923
オランダの建築家。
E.カイペルスのもとで設計を学んだ後、1910年代に独立する。’16年ファン・D.メイらとともに、アムステルダムに海運ビルを完成させたのち、有機的で視覚的変化に富む「アムステルダム派」特有の建築を次々と発表し、同派の中心的存在となる。彼の建築家としての真価は、天才的な構想力と情感あふれる意匠力が今日まで伝えられるアイヘン・ハールなどの集合住宅の設計において発揮された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報