ミツバフウロ(読み)みつばふうろ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミツバフウロ」の意味・わかりやすい解説

ミツバフウロ
みつばふうろ / 三葉風露
[学] Geranium wilfordii Maxim.

フウロソウ科(APG分類:フウロソウ科)の多年草。フシダカフウロともいう。茎は高さ40~80センチメートル、基部は地をはう。葉は長柄があって3~5裂し、裂片は菱(ひし)形で先端はとがり、縁(へり)に不整の欠刻がある。托葉(たくよう)は離生し、細い。7~10月、淡紅色濃色の脈がある花を開く。山地林下に生え、北海道から九州、および中国、アムールに分布する。

[小林純子 2020年8月20日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む