デジタル大辞泉
「ミナクシ寺院」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ミナクシ寺院
みなくしじいん
Meenakshi Temple
インド南端に近いマドゥライにある世界最大のヒンドゥー教寺院。群像彫刻に覆われた11基の塔門(ゴプラム)が並び建つさまは壮観である。最高の塔門の高さは46メートルもある。寺院の起源は紀元前にまでさかのぼると考えられ、各時代の建物が混じり合っているが、現在のような偉容は17世紀中ごろナヤク王朝のティルマーヤ・ナヤク王の治世に完成した。主神はシバとその神妃ミナクシ。千柱殿に林立する985本の石柱をはじめ、境内各所に多数ある石柱には、神々、武人、天女、動物などの優れた彫刻がみられる。
[紅山雪夫]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 