20世紀西洋人名事典 「ミーラローベ」の解説
ミーラ ローベ
Mira Lobe
1913 -
オーストリアの児童文学作家。
ゲルリッツ(ドイツ)生まれ。
女学校を卒業後、ナチスの迫害でパレスチナへ亡命。苦しい生活の中、「Insupu’51」でデビュー。大戦後、ウィーンに移り、作家活動にはいる。主な作品にオーストリア児童文学国家賞受賞作「ジャングルのチチ」(1957年)、同賞受賞「リンゴの木の上のおばあさん」(’65年)、他に「ゆかいな子ぐまポン」(’57年)、「ぐるぐるっと町」(’70年)などがある。押しつけのない教育性、ユーモア、自然破壊に対する社会批判などを作品の主題としている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報