ミーラローベ(その他表記)Mira Lobe

20世紀西洋人名事典 「ミーラローベ」の解説

ミーラ ローベ
Mira Lobe


1913 -
オーストリアの児童文学作家。
ゲルリッツ(ドイツ)生まれ。
女学校を卒業後、ナチス迫害パレスチナ亡命。苦しい生活の中、「Insupu’51」でデビュー。大戦後、ウィーンに移り、作家活動にはいる。主な作品にオーストリア児童文学国家賞受賞作「ジャングルチチ」(1957年)、同賞受賞「リンゴの木の上のおばあさん」(’65年)、他に「ゆかいな子ぐまポン」(’57年)、「ぐるぐるっと町」(’70年)などがある。押しつけのない教育性、ユーモア、自然破壊に対する社会批判などを作品の主題としている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android