ミール・ワイス・ハーン(その他表記)Mīr Wais Khān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミール・ワイス・ハーン」の意味・わかりやすい解説

ミール・ワイス・ハーン
Mīr Wais Khān

[生]?
[没]1715
アフガニスタンのカンダハールの支配者。ホタキ・ギルザーイー族の族長で,サファビー朝治下にあったカンダハールの町で,部族の長として強い影響力を有した。危険人物としてサファビー朝の首都イスファハンに送られたが,1709年カンダハールに戻り,反乱を企て町を占領政府から派遣された数度の討伐軍をも撃破して,サファビー朝から自立。その子ミール・マフムードがイランに侵入し,アフガン朝を建てる基礎をつくった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む