ムソリーニ

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ムソリーニ

イタリアの政治家で1921年にファシスト党結成自らが指導者であることを宣言した。翌年政権を獲得し、その後、同党以外の全政党を非合法化、一党独裁体制を確立した。38年に人種法を制定し、39年にはヒトラー軍事同盟を結んだ。イタリアのファシズムはナチス・ドイツと並び、個人より国家を優先する全体主義典型とされる。ムソリーニは43年に失脚し、45年に銃殺された。ファシスト党は解体、第2次大戦後に採択されたイタリア共和国憲法反ファシズム原則としている。(ローマ共同)

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