ムーラン・ド・ラ・ギャレット(その他表記)Moulin de la Gallette

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ムーラン・ド・ラ・ギャレット
Moulin de la Gallette

19世紀末,フランスパリ大衆の人気を集めたダンスホールピエール=オーギュスト・ルノアール大作『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場』(1876,オルセー美術館)で知られる。ルノアールは当時しばしばこのダンスホールに通っていた。同作友人画家,モデル,コレクターたちをモデルとして,その明るい陽気な光景を描き出したルノアールの最も印象主義的(→印象主義)な時代の記念碑的作品。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android