メナセー・ベン・イスラエル(その他表記)Menasseh (Manasseh) ben Israel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

メナセー・ベン・イスラエル
Menasseh (Manasseh) ben Israel

[生]1604
[没]1657.11.20. ミッデルブルク
ユダヤ教の神学者。イギリスにユダヤ人居住区を創設した人として有名。ポルトガルリスボンに生れたらしいが,まもなく一家をあげてアムステルダムに移り,そこでラビになるための宗教教育を受けた。 1626年,アムステルダムにヘブライ語の印刷所をはじめて設立し,ヘブライ語,スペイン語,ポルトガル語を駆使して活発な著作活動を行なった。師には哲学者スピノザが,また友人には古典語学者 I.フォスや法学者グロチウス,画家レンブラントらがいた。ロンドンにおもむいて O.クロムウェル議会に 1290年以来禁止されていたイギリス在住を請願して,これを実現した。主著『仲裁者』 El conciliador (1632) ,『イスラエルの希望』 Spes Israelis (50) 。

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