もりた なるお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「もりた なるお」の解説

もりた なるお

1926- 昭和後期-平成時代の漫画家,小説家。
大正15年1月9日生まれ。警察官など各種の職業につく。近藤日出造に師事し,風刺漫画で生計をたてた。小説の筆もとり,二・二六事件に材をとった「無名の楯」「銃殺」で2度の直木賞候補。平成5年洋画家高橋由一をえがいた「山を貫く」で新田次郎文学賞。東京出身。警察学校卒。本名は森田成男。著作はほかに「芸術戦争―従軍作家・画家たちの戦中戦後」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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