モリッツシュリック(その他表記)Moritz Schlick

20世紀西洋人名事典 「モリッツシュリック」の解説

モリッツ シュリック
Moritz Schlick


1882 - 1936
ドイツ哲学者。
元・ウィーン大学教授。
ベルリン生まれ。
ベルリン大学マックスプランク師事。1922年よりウィーン大学教授となる。ノイラート,カルナップと共に検証可能な命題のみを基礎に哲学を再編成する「ウィーン学団結成マッハ実証主義実在論と調和させ、ヴィトゲンシュタインの影響を受けた論理実証主義を展開。著作は「一般認識学」「倫理学考」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android