20世紀西洋人名事典 「モリッツシュリック」の解説
モリッツ シュリック
Moritz Schlick
1882 - 1936
ドイツの哲学者。
元・ウィーン大学教授。
ベルリン生まれ。
ベルリン大学でマックス・プランクに師事。1922年よりウィーン大学教授となる。ノイラート,カルナップと共に検証可能な命題のみを基礎に哲学を再編成する「ウィーン学団」結成。マッハの実証主義を実在論と調和させ、ヴィトゲンシュタインの影響を受けた論理実証主義を展開。著作は「一般認識学」「倫理学考」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報