モロゴロ(その他表記)Morogoro

デジタル大辞泉 「モロゴロ」の意味・読み・例文・類語

モロゴロ(Morogoro)

タンザニア中東部の都市ウルグル山地の北西麓に位置する。ダルエスサラーム内陸ムワンザを結ぶ鉄道が通る交通要地。農業地帯にあり、綿花サイザル麻を産する。ミクミ国立公園への観光拠点。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「モロゴロ」の意味・わかりやすい解説

モロゴロ
もろごろ
Morogoro

東アフリカ、タンザニア中東部、モロゴロ地方の中心都市。人口11万7760(1988センサス)、23万4800(2002推計)。ダルエス・サラームから内陸に延びる鉄道の要地で、道路分岐点でもある。一帯の開けた農業地域で栽培される綿花やサイザル麻のほか南東のウルグル山地で採掘される雲母(うんも)の集散地となっている。ソコイネ農科大学の所在地。

[赤阪 賢]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モロゴロ」の意味・わかりやすい解説

モロゴロ
Morogoro

タンザニア東部,モロゴロ州州都。ダルエスサラーム西方約 170km,ウルグル山脈 (2652m) 北麓に位置。ダルエスサラームと鉄道で結ばれ,州主産のコーヒー,綿花,サイザルアサ,ゴムなどの集散地。第1次世界大戦中のドイツ支配時代は地方行政の中心地で,アフリカ人の間ではボーマクーブワ (スワヒリ語で「大城塞」の意) の名で知られた。人口約6万。

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