20世紀西洋人名事典 の解説
ヤロスロフ ヘイロフスキー
Jaroslav Heyrovsky
1890.12.20.(12.24.説もあり) - 1967.3.27.(3.26.説もあり)
チェコスロバキアの物理化学者。
元・ポーラログラフ研究所長。
プラハ大学(当時はカレル大学)で数学、物理、化学を学んだ後、ロンドン大学に留学。1920年プラハ大学助手となり、以後講師、助教授を経て、’26年同大学教授。その後、’50年新設のチェコスロバキア科学アカデミーのポーラログラフ研究所長となり、’63年引退。この間、’24年に留学生の志方益三と協力して電圧電流曲線の自記装置を考案、開発してポーラグラフィーと名付ける。その後もさらに研究を進めて、理論化、装置の改良に努め、これらの業績によって’59年ノーベル化学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報