20世紀西洋人名事典 「ユセフラティーフ」の解説
ユセフ ラティーフ
Yusef Lateef
1921 -
米国のジャズ奏者。
テネシー州チャタヌーガ生まれ。
別名Yusef Lateef (William Evans)。
1946年ニューヨークに進出、ラッキー・ミリンダー、ロイ・エルドリッジなどのバンドを経て、’49年デイジー・ガレスビー楽団に入団。’50年ウェイン大学に入学。同大学卒業後、’55〜59年にはデトロイトで自己のバンドを率いる。同バンドには、キャノンボール・アダレイが’62〜64年まで活躍し、個性的なユニークなプレイで同バンドに大きく貢献する。その後、’80年代に入ると、ナイジェリアに移住し、演奏活動の傍ら、教育活動にも従事。代表作は「イン・ナイジェリア」(Landmark)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報