日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユーロパ」の意味・わかりやすい解説 ユーロパゆーろぱEuropa 木星の四大衛星の一つ。1610年ガリレイが発見した。四大衛星中ではイオに次いで木星に近く、木星の中心から67万1000キロメートルの距離を3.5512日の周期で公転している。木星が衝(しょう)のころ地球から見た明るさは6等級。ユーロパの直径は3130キロメートル、密度は約3.0と求められている。惑星探査機ボイジャーにより、その表面は氷に覆われ、クレーターは少ないが多くの不規則な条状模様がみられることがわかった。[村山定男] ユーロパ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例