20世紀西洋人名事典 「ヨセフ・B.ケーニヒ」の解説
ヨセフ・B. ケーニヒ
Josef Baltasar König
1874 - 1932.12.5
チェコスロバキアの指揮者,ヴァイオリン奏者。
プラハ生まれ。
ドヴォルジャーク門下で、ヨーロッパの一流交響楽団の指揮者を歴任後、ペテルブルグのマリインスキー劇場のコンサートマスターを務めるかたわらバレー指揮者も務める。1925年日露交歓交響管弦楽演奏会の際、ヴァイオリン奏者として来日。その後、東京放送局嘱託の指揮者兼独奏者を’29年まで務め、創成期の新交響楽団の育成に貢献し、ハルビンにて没した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報