20世紀西洋人名事典 の解説
ヨハネス・ローベルト ベッヒャー
Johannes Robert Becher
1891.5.22 - 1958.10.11
ドイツの詩人。
元・ドイツ・ペンクラブ会長,元・東ドイツ文化相。
ミュンヘン生まれ。
1918年スパルタクス団に入党し、共産党員となる。’28年ドイツ革命作家同盟設立に参加。ドイツ・プロレタリア革命作家同盟の中心人物となる。’33年ナチス政権下迫害されモスクワに亡命。’45年帰国し、’49年文芸誌「Sinn und Form」創刊。ドイツ・ペンクラブ会長、東ドイツの文化連盟会長、芸術アカデミー総裁などを歴任し、’54年文化相となる。主な作品に詩集「滅亡と勝利」(’14年)、「ヨーロッパに寄す」(’16年)、「機械のリズム」(’25年)、小説「わかれ」(’46年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報