20世紀西洋人名事典 「ヨーゼフクリップス」の解説
ヨーゼフ クリップス
Josef Krips
1902.4.8 - 1974.10.12
オーストリアの指揮者。
ウィーン生まれ。
ウィーン音楽アカデミーで学び、1918年からヴァイオリン奏者として活躍。’21年フォルクスオーパー劇場で合唱指揮者、エルベのアウシヒ市立劇場のオペラ部門で首席となる。ドルトムント歌劇場、カールスルーエの歌劇場の音楽監督を務めた事もある。’38年まで歌劇場正指揮者となり、’35年からウィーンアカデミーの教授も兼任。ナチスに音楽活動を停止されるが’45年ウィーン国立歌劇場に復帰。その後’70年代までロンドン交響楽団、バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ウィーン交響楽団首席指揮者を歴任。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報