20世紀西洋人名事典 の解説
ライオネル ファイニンガー
Lyonel Feininger
1871.7.17 - 1956.1.13
米国の画家。
元・バウハウス教授。
ニューヨーク生まれ。
ドイツ系のアメリカ人として音楽家の両親の元に生まれた。音楽家を志してドイツに渡ったがハンブルク工芸学校に入学した。初めは挿絵を描いていたが1906年に絵画に転進し、’10年以降はキュビスムに影響されて、直線的面分割と光の交差のモチーフに基づいて描く。ミュンヘンで「青騎士」グループ展に出品し、’19〜33年はグロピウスに招かれて、ワイマールのバウハウスのスタッフとして務めた。ナチスに迫害され、’37年に帰国した。代表作は「フランシスコ会士教会堂」(26年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報