ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライツェンシュタイン」の意味・わかりやすい解説
ライツェンシュタイン
Reitzenstein, Richard
[没]1931.3.23.
ドイツの古典語学者,宗教史家。ブレスラウ大学古典語私講師 (1888) ,ロストック大学助教授 (89) ,ギーセン (92) ,シュトラスブルク (93) ,フライブルク (1911) の各大学教授をつとめたのち,ゲッティンゲン大学教授となる (14) 。宗教史学派の指導者であり,聖書学や古代宗教,およびグノーシスの研究に貢献した。主著"Poimandres" (04) ,"Die hellenistischen Mysteriereligionen" (10) ,"Die Vorgeschichte der christlichen Taufe" (29) 。
ライツェンシュタイン
Reitzenstein, Sigismund, Freiherr von
[没]1847.3.5. カルルスルーエ
ドイツ,バーデン大公国の政治家。 1796~1803年バーデン大公国のパリ駐在大使として,フランスの支持を得,「メディアティジールンク」によるバーデンの領土拡大に力があった。 09年バーデン首相となり中央集権主義者としてナポレオン1世を手本とした体制を形成した。ライン同盟時代の重要な政治家の一人。 32~42年再度バーデン首相。
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