20世紀西洋人名事典 「ラインハルトペータース」の解説
ラインハルト ペータース
Reinhard Peters
1926.4.2 -
ドイツの指揮者。
ベルリン・ドイツ・オペラ常任指揮者,フィルハーモニア・フンガリカ首席指揮者。
マクデブルク生まれ。
ヴァイオリンとピアノを生地の音楽院で学び、1945年ヴァイオリン奏者としてベルリン国立歌劇場に入団し、翌年コレペティトルを務めた。’49年パリでエネスコとティボーにヴァイオリン、コルトーにピアノを師事。’51年イタリアでケンペンに師事して指揮法の研鑽をつみ、同年ブザンソン指揮者コンクールで第一位入賞。その後’52年ベルリン市立歌劇場指揮者、’57年ドイツ・ライン・オペラ指揮者、’69年ミュンスターの音楽監督、’70年ベルリン・ドイツ・オペラ常任指揮者、’75年フィルハーモニア・フンガリカ首席指揮者を歴任。’59年初来日。レコードにリュリの歌劇「アマディス」組曲等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報