ラクジャ(その他表記)Rach Gia

デジタル大辞泉 「ラクジャ」の意味・読み・例文・類語

ラク‐ジャ(Rach Gia)

ベトナム南部、キエンジャン省都市。同省の省都ホーチミン南西約250キロメートル、タイランド湾の支湾ラクジャ湾に面し、港湾をもつ。後背稲作地帯が広がり、米の積出港、および沿岸漁業拠点となっている。ラックジャー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラクジャ」の意味・わかりやすい解説

ラクジャ
Rach Gia

ベトナム南部,キエンジャン省の省都。ホーチミン市の西南西約 200km,タイ湾沿岸の港湾都市で,同湾の支湾ラクジャ湾の湾奥に位置する。港は背後の米作地帯の積出港となっているほか,タイ湾沿岸漁業の基地として知られ,海産物加工も盛ん。港から陸揚げされた魚介類はそのまま工場に送られ,冷凍されたり,ニョクマム (魚醤油) や肥料に加工される。市の南方のタイ湾沿岸には「ウーミンの森」と呼ばれる低湿な密林地帯が広がり,雨季には完全に浸水する。北東に延びる運河によりメコン川分流ハウジャン (バサック) 川に連絡。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む