20世紀西洋人名事典 の解説
ラビーンドラナート タゴール
Rabīndranāth Tagore
1861.5.6 - 1941.8.7
インドの詩人,思想家,作家,教育者。
カルカッタ生まれ。
ベンガルの裕福なバラモン階級の家に7人兄弟の末弟として生まれる。もっぱら家庭で勉学し、11歳頃から詩を発表し、15歳で兄たちと共に雑誌を編集した。1878年に渡英し、1880年に帰国した。愛国的な詩・戯曲・論文を公刊し、民族運動にも加わった。1912年英訳出版の詩「ギータンジャク」で東洋人として初めてノーベル賞を受賞した。1900年、カルカッタ近郊にシャンチニケタン学園を設立、’21年にはヴィシュヴァパラティー大学を設立した。その他の著書に詩集「新月」「チトラー」、小説「ゴーラ」等があり、演劇、音楽にも作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報