ラーメスワラム(英語表記)Rāmeswaram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラーメスワラム」の意味・わかりやすい解説

ラーメスワラム
Rāmeswaram

インド南部,タミルナードゥ州南東部,ポーク海峡に浮ぶパンバン (ラーメスワラム) 島の主邑。同島北東岸に位置し,本土とはパンバン水道にかかる鉄橋を通る鉄道で結ばれ,スリランカのタライマンナルとの間にフェリーが発着する。『ラーマーヤナ』にちなむヒンドゥー教聖地で,ラーマがスリランカに幽閉されたシータ妃を救出するために旅立つに際し,足跡を残した地といわれる。 17世紀建立の寺院には,シバ派ビシュヌ派を問わず多くの巡礼が訪れる。漁業が盛ん。

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