デジタル大辞泉 の解説 リッチークレチアン‐ぼうえんきょう〔‐バウヱンキヤウ〕【リッチー・クレチアン望遠鏡】 《Ritchey-Chrétien telescope》主鏡と副鏡に双曲面に近い非球面鏡を用いた反射望遠鏡。カセグレン望遠鏡と同じく、主鏡の中心に開けた孔あなから光を出して主鏡の直後に像を結ぶ。球面収差とコマ収差のない光学系で、米国のジョージ=リッチーとフランスのアンリ=クレチアンが考案。現在、大型望遠鏡の多くに、補正板を加えた修正リッチークレチアン光学系が用いられている。リッチー・クレチアン式望遠鏡。RC望遠鏡。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例