20世紀西洋人名事典 「リュボミールピプコフ」の解説
リュボミール ピプコフ
Lyubomir Pipkov
1904.9.6 - 1974.5.9
ブルガリアの作曲家。
元・ブルガリア作曲家同盟議長。
ロヴェチ生まれ。
ソフィアの音楽アカデミーで学んだ後、パリでデュカスやブーランジェに師事した。第二次大戦後ソフィア国立オペラ劇場の指揮者を経て、1947〜54年まで作曲家同盟議長を務め、社会主義音楽文化の発展に力を注いだ。主な作品にスペインの反ファシズム闘争に捧げた「交響曲第1番」(’40年)、「交響曲第3番」(’65年)、「現代のオラトリオ」(’59年)等がある。父のパナヨット(1871〜1942年)も作曲家として知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報