20世紀西洋人名事典 「ルイススウィフト」の解説
ルイス スウィフト
Lewis Swift
1820 - 1913
米国の天文学者。
元・エコー山天文台長。
ニューヨーク州生まれ。
13歳の時に腰骨を骨折し、歩行がやや困難となる。彗星観測をはじめとする天文学の分野で活躍。金物店を営業し、その傍ら観測をし、次々に彗星を発見。それを製薬会社社長ウォーナーが評価し、スイフトのために「ウォーナー天文台」を創立し、1884年より9年間その台長。市民観望会を開催するなどしたが、製薬会社の倒産と共に、新設されたエコー山天文台の台長を1893年より7年間務める。12個の彗星と、1200個の星雲を発見。3回の皆既日食を観測し、1878年の日食の時ヴァルカンを発見したと発表した事で有名になる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報