世界遺産詳解 「ル-モーンの文化的景観」の解説 ルモーンのぶんかてきけいかん【ル-モーンの文化的景観】 2008年に登録された世界遺産(文化遺産)。モーリシャスの南西部に位置する半島に、標高556mの岩山ル・モーンがそびえている。この山は、18~19世紀頃に逃亡した奴隷が隠れ場所として使用していた。奴隷が洞窟などにつくった集落の文化的景観は、森林などに守られ、現在も残っている。「奴隷の自由との戦いの象徴」として評価され、世界遺産に登録された。また、絶滅危惧種のマンドリネットなどが生息している。◇英名はLe Morne Cultural Landscape 出典 講談社世界遺産詳解について 情報