ルーゴン=マカール叢書(読み)ルーゴン=マカールそうしょ(その他表記)Les Rougon-Macquart

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルーゴン=マカール叢書」の意味・わかりやすい解説

ルーゴン=マカール叢書
ルーゴン=マカールそうしょ
Les Rougon-Macquart

フランスの小説家エミール・ゾラの連作小説。 20巻。 1871~93年発表。「第二帝政時代の一家族の自然的・社会的歴史」という副題が示すように,ルイ・フィリップ時代を描いたバルザックの『人間喜劇』にならって,第二帝政下の社会全体を,当時発達した生理学遺伝学から学んだ科学精神を応用して描き上げようとした野心作。アデライード・フークという神経病の女が初婚の相手の農民ルーゴンと,その死後愛人とした,飲んだくれの密輸業者マカールとの間にそれぞれ生んだ子孫が,パリと地方でたどるさまざまな運命を描く。このうちの有名な作品に『居酒屋』 (1877) ,『ナナ』 (80) ,『ジェルミナール』 (85) ,『大地』 (87) ,『獣人』 (90) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む