20世紀西洋人名事典 の解説
ルードビック ビーベルバハ
Ludwig Bieberbach
1886.12.4 - 1980
ドイツの数学者。
元・ベルリン大学教授。
ヘッセン州ゴッデラウ村生まれ。
フランクフルト大学を経て、ベルリン大学において、主として複素関数論の分野で業績をあげた。1910年ケーニヒスベルク大学教授となり、’13〜15年バーゼル大学教授、’15〜21年フランクフルト大学教授を歴任し、’21〜45年ベルリン大学教授を務めた。ナチスへの協力のかどで、戦後は学会から退けられ、後半生の消息は不明である。主著に「関数論教科書」(全2巻、’30年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報