20世紀西洋人名事典 の解説
レイモンド・バーナード キャッテル
Raymond Bernard Cattell
1905 -
米国の心理学者。
イリノイ大学教授。
スタッフフォードシャー州生まれ。
ロンドン大学で化学を専攻後、スピアマンのもとで心理学を研究し、1929年学位取得。’37年渡米し、コロンビア大学、ハーバード大学を経て、’44年よりイリノイ大学教授をつとめる。彼のパーソナリティ理論は、スピアマン、サーストンの因子分析法を利用し、人格、社会心理学の分野に適用したものであり、理論的にはマクドゥーガルの影響が強いが、精神分析的な面も強い。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報