20世紀西洋人名事典 「レオブレヒ」の解説
レオ ブレヒ
Leo Blech
1871.4.21 - 1958.8.25
ドイツの指揮者,作曲家。
元・ベルリン国立歌劇場音楽監督,元・シャルロッテンブルク国立歌劇場指揮者兼音楽監督。
アーヘン生まれ。
作曲をフンパーディングに師事し、1893年アーヘン市立歌劇場の指揮者としてデビュー。1899年プラハ王立劇場指揮者、1906年ベルリン国立歌劇場指揮者、’13年同音楽監督、’25年ウィーン国民歌劇場指揮者、’49年シャルロッテンブルク国立歌劇場指揮者兼音楽監督等を歴任。レコードのクライスラーとのベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」における雄渾な指揮ぶりは有名。主な作品に歌劇「それは私」(’02年)、「シンデレラ」(’05年)、コミック・オペラ「封印」(’08年)、他に管弦楽曲、歌曲等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報