20世紀西洋人名事典 「レオポルドスタフ」の解説
レオポルド スタフ
Leopold Staff
1878.11.14 - 1957.5.31
ポーランドの詩人。
レンベルク(後のソ連領リボフ)生まれ。
「若きポーランド」の後期を代表する詩人で、処女詩集「力の夢」(1901年)で新鮮な才を発揮、以来「針の穴」(’27年)、「コリヤナギ」(’54年)等多数の詩集を発表。デカダンスには反対しつつ、肯定的な内容の叙情詩が特徴的で、今世紀のポーランドを代表する詩人である。他に詩劇「宝」(’04年)や聖書、ニーチェ等の翻訳もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報