レドニツェ(英語表記)Lednice

デジタル大辞泉 「レドニツェ」の意味・読み・例文・類語

レドニツェ(Lednice)

チェコ東部、モラバ地方にある町。13世紀、近隣バルティツェとともにリヒテンシュタイン公爵家の領地となり、のち、夏の離宮としてレドニツェ城が建てられた。その周辺庭園建築物バルティツェ城に至る風景は、1996年に「レドニツェとバルティツェの文化的景観」として世界遺産文化遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レドニツェ」の意味・わかりやすい解説

レドニツェ
Lednice

チェコ南東部,ブルノの南約 50kmのオーストリアとの国境近くにある町。かつての大貴族リヒテンシュタイン家の城や館が残る歴史地区として有名。 1582年から 1945年までリヒテンシュタイン家の所有していたその館はネオ・ゴシック様式で,木彫階段や豪華な内装で知られる。邸内には湖や四阿 (あずまや) ,尖塔などを配した庭園のほか,博物館や温室もあって,優雅な貴族文化がしのばれる。また,町の周辺にはヤヌーブ城やアボロ聖堂などもある。南西約 10kmにあるバルチツェとともに 1996年世界遺産の文化遺産に登録。

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