レンズマメ(読み)れんずまめ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レンズマメ」の意味・わかりやすい解説

レンズマメ
Lens esculenta; lentil

マメ科一年草で,ヒラマメ (扁豆) とも呼ばれる。地中海地方から西アジアの原産とされ,南ヨーロッパや北アメリカで食用栽培されている。茎は直立し,高さ 25~50cmでよく分枝し,軟毛におおわれる。花は淡紫色,白色,淡紅色などさまざまである。花冠は5個の花弁から成る蝶形花である。豆果は扁平卵形で短い。種子は普通2個生じ,直径4~8mm,褐色種皮の中に淡紅色の子葉がある。ヨーロッパでの栽培の歴史は古く,スープ用などにされたが,現在ではわずかに利用されるにすぎない。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「レンズマメ」の意味・わかりやすい解説

レンズマメ
れんずまめ

ヒラマメ

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