ろ(濾)紙(読み)ろし

百科事典マイペディア 「ろ(濾)紙」の意味・わかりやすい解説

ろ(濾)紙【ろし】

液体中に含まれる沈殿物ごみなどを濾(こ)し分けるために用いる多孔質の紙。繊維が多く灰分が少ないのが普通で,水その他溶媒になじみやすく,ぬれても強く,ろ過速度が大きいことが必要。化学分析用には定性用と定量用があり,ほかに抽出用の円筒形のものや,ペーパークロマトグラフィー用の特殊なものなど各種ある。→ろ過
→関連項目吸収紙

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

栄養・生化学辞典 「ろ(濾)紙」の解説

ろ紙

 物質のろ過に使う紙.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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