普及版 字通 の解説

20画
[字訓] たま・あきらか
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(竜)(りよう)。竜文を加えた玉で、雨乞いのときに用いた。〔説文〕一上に「旱(かん)を
(いの)る玉なり。
を爲(つく)る」(段注本)とあり、
の亦声とする。兵を発するときには琥(こ)を用い、各々その象をとる。〔左伝、昭二十九年〕に、水旱のときに用いる「
輔」という玉名がみえる。玉声を玲
(れいろう)というのは、その擬声語。またかがやくさまをもいう。[訓義]
1. たま、雨乞いの玉。竜文を加える。
2. さやか、玉の音。
3. あきらか、かがやくさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕玲
―トナル・―トカガヤク・テル・ユラメク 〔
立〕
テリ・ナル・クビタマ・カガヤク[熟語]

▶・
鬆▶・
玲▶・
▶[下接語]
鴻
・
・冬
・
・玲
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

