ロシア兵の墓(読み)ろしあへいのはか

日本歴史地名大系 「ロシア兵の墓」の解説

ロシア兵の墓
ろしあへいのはか

来迎寺境内の小丘上にロシア兵の墓がある。日露戦争の際、鴨緑江・旅順・奉天等の戦闘俘虜となったロシア兵のうち、松山に収容されたもの四千人。傷病者が多かったので、松山衛戍病院・公会堂・勧善社・寺院等や城北練兵場(現松山市文京町)のバラック病舎に講和条約締結まで起居した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 遺骸 将兵 墓碑

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android