ロストラ(その他表記)Rostra[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典 「ロストラ」の意味・わかりやすい解説

ロストラ
Rostra[ラテン]

古代ローマのフォルム・ロマヌムにあった演壇。〈船の舳先〉を意味するロストルムrostrumの複数形で,演壇が前338年にアンティウムAntiumからもたらされた舳先で装飾されていたことに由来する。台上には多く貴顕肖像彫刻が並び,時代によって置き換えられたという。転じて,ローマ時代,聴衆雄弁家演説をする場所をロストラといった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 青柳

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロストラ」の意味・わかりやすい解説

ロストラ
Rostra

古代ローマの公共広場の一角に設けられた大きな演壇のこと。ラテン語ロストゥルム rostrum (くちばし) の複数形で,船のへさきに取付けて敵船への攻撃に用いた船嘴 (せんし) を意味した。前 338年アンチウムの海戦で捕獲した敵船のロストラを公共広場の演壇に飾ったことに由来する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む