ロハ台(読み)ロハダイ

デジタル大辞泉 「ロハ台」の意味・読み・例文・類語

ろは‐だい【ロハ台】

公園などにあるベンチ茶店などの茶代席料を必要とするものに対する語。
「傍の―に長い身を横えた」〈花袋蒲団

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ロハ台」の意味・読み・例文・類語

ろは‐だい【ろは台】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ろは」は無料の意 ) 公園や遊園地などに設けてあるベンチや腰掛
    1. [初出の実例]「『其代(かはり)昨夜は公園の椅子で、一晩空腹を抱へて明した。』〈略〉『ああ那の只台(ロハタイ)か』」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android