ロハ台(読み)ロハダイ

デジタル大辞泉 「ロハ台」の意味・読み・例文・類語

ろは‐だい【ロハ台】

公園などにあるベンチ茶店などの茶代席料を必要とするものに対する語。
「傍の―に長い身を横えた」〈花袋蒲団

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関連語 名詞 其代 実例

精選版 日本国語大辞典 「ロハ台」の意味・読み・例文・類語

ろは‐だい【ろは台】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ろは」は無料の意 ) 公園や遊園地などに設けてあるベンチや腰掛
    1. [初出の実例]「『其代(かはり)昨夜は公園の椅子で、一晩空腹を抱へて明した。』〈略〉『ああ那の只台(ロハタイ)か』」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉四)

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