現代外国人名録2016 「ロバートデュバル」の解説
ロバート デュバル
Robert Duvall
- 職業・肩書
- 俳優,映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1931年1月5日
- 出生地
- カリフォルニア州サンディエゴ
- 本名
- Duvall,Robert Selden
- 学歴
- プリンシピア大学卒
- 受賞
- アカデミー賞主演男優賞(第56回,1983年度)〔1984年〕「テンダー・マーシー」,オビー賞(1964〜65年度)「橋からの眺め」,ゴールデン・グローブ賞助演男優賞(第37回)〔1980年〕「地獄の黙示録」,BAFTA賞助演男優賞「地獄の黙示録」,ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(第41回,1983年度)〔1984年〕「テンダー・マーシー」,ゴールデン・グローブ賞テレビ男優賞(ミニシリーズ,第47回・50回,1989年度・1992年度)「Lonesome Dove」「スターリン」,インディペンデント・スピリット賞監督賞・主演男優賞(第13回)〔1998年〕「ジ・アポストル」,シカゴ映画批評家協会賞主演男優賞(第10回)〔1998年〕「ジ・アポストル」,米国俳優組合賞助演男優賞(1998年度)「民事訴訟」
- 経歴
- 学生時代は運動選手として活躍したが、在学中から演劇に興味を抱き、卒業後は2年間の軍人生活を経てニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスで演技の基礎を学ぶ。ブロードウェイの舞台を経験した後、テレビシリーズにも出演。オフ・ブロードウェイの「橋からの眺め」で1964〜65年度のオビー賞を受賞。’62年映画デビュー作「アラバマ物語」で好演し、以後ハリウッドで個性的な脇役として活躍。「雨の中の女」(’69年)を皮切りにフランシス・F.コッポラ作品に欠かせない存在となり、’72年の「ゴッドファーザー」で主役ドン・コルレオーネの顧問弁護士トム・ヘーゲン役を演じ、’79年「地獄の黙示録」でも狂気のキルゴア中佐役を快演。アカデミー賞には6回ノミネートされ、’83年の「テンダー・マーシー」で主演男優賞を獲得。同年記録映画「アンジェロ・マイ・ラブ」では監督も手がけ、同作品のプロデューサーで女優のゲイル・ヤングスと再婚(のち離婚)。’98年監督・脚本・主演を務めた「ジ・アポストル」(’97年)でアカデミー賞主演男優賞候補に、’99年「シビル・アクション」(’99年)で同助演男優賞候補となり、2014年「ジャッジ 裁かれる判事」(2014年)では、史上最高齢の84歳で同助演男優賞にノミネートされた。他の主な映画出演作に「ゴッドファザー パート2」(1974年)、「地獄の黙示録」(’79年)、「パパ」(’80年)、「ジェロニモ」(’94年)、「スカーレット・レター」(’95年)、「60セカンズ」(2000年)、「ジョンQ―最後の決断」(2002年)、「ワイルド・レンジ/最後の銃撃」「ウォルター少年と、夏の休日」(2003年)、「クレイジー・ハート」(2009年,製作も)。TVMに「モンタナへの道」「スターリン」「ブロークントレイル/遙かなる旅路」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報