デジタル大辞泉
「パパ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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パパ
- 〘 名詞 〙 ( [英語] papa [ドイツ語] Papa ) おとうさん。主に幼児語。子が父に向かって呼びかける語。自分の夫を指したり、父親に当たる者が家族内での自称として使うこともある。また、ときに女性がそのパトロンに甘えて使う語。
- [初出の実例]「今日は西洋の叔母さんごっこよ。東作さんは御父さまだからパパで」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のパパの言及
【オセアニア】より
…中部ポリネシアでは[タンガロア]神により天地がつくられる。ニュージーランドのマオリ族では,天と地はランギとパパと呼ばれる生き物であると考えられている。ランギとパパはしっかりと抱きあっていたため,その子どもたちは2人の間の暗くて狭い空間を自由に移動することも,見ることもできなかった。…
【国生み神話】より
…なお,男女2神が成婚して島々を生む話はポリネシアにも見られる。天父アテアが地母パパと婚してハワイ島,マウイ島などを生んだという神話がそれで,天父・地母の抱合によって万物が生ずるという神話の海洋化であるといわれる。[国魂神(くにたまのかみ)]【吉井 巌】。…
【教皇】より
…ローマ司教,イエス・キリストの代理者,使徒ペテロの後継者,全カトリック教会の最高司祭,西欧総大司教,イタリア首座大司教,ローマ管区首都大司教,[バチカン市国]元首。パパPapaという親称は,本来ギリシア語のパパスpapas(〈父〉の意)に由来し,東方世界において修道院長,主教,総主教に対して使われていた。ローマでは初めてローマ司教リベリウスLiberius(在位352‐366,以下同)の墓碑に記され,レオ1世Leo I(440‐461)あての東方教会からの手紙にはしばしば現れる。…
※「パパ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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