20世紀西洋人名事典 「ロバートマザーウェル」の解説
ロバート マザーウェル
Robert Motherwell
1915.1.24 - 1991.7.16
米国の画家。
ワシントン州アバディーン生まれ。
抽象表現主義画家。コーネル大学卒業後、コロンビア大学の大学院で美学、美術史を学ぶ。1939年米国に亡命中のシュールレアリスト等と展覧会を開く。油彩、ソフトグランドエッチング、コラージュ等を手がけ、オートマティスム理論を駆使し、形態の自由な複合的絵画制作の方法論をとる。又ヨーロッパの前衛美術の啓蒙にも務める。’68年アルベルティの詩「ア・ラ・ピンツウラ」に21点のアクアチントを制作。他の作品に「スペイン共和国の哀歌、108」(’65〜67年、ニューヨーク近代美術館)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報