20世紀西洋人名事典 「ロルフリーバーマン」の解説
ロルフ リーバーマン
Rolf Liebermann
1910.9.14 -
スイスの作曲家。
北ドイツ放送音楽部長,ハンブルク国立歌劇場監督,パリ・オペラ座総監督。
チューリヒ生まれ。
1937年ウィーンでシェルヘンに指揮法を師事。その後W.フォーゲルに作曲を師事。’50〜57年ベーロミュンスターの放送管弦楽団指揮を経て、’57〜59年北ドイツ放送音楽部長、’59〜73年ハンブルク国立歌劇場監督、’73〜80年パリ・オペラ座総監督を歴任。’52年自由な12音技法を取り入れたオペラ「レオノーレ40/45」がバーゼルで初演されセンセーションを起こした。他の作品にオペラ「ペネーロペ」(’54年)、「ジャズバンドと交響楽団のための協奏曲」(’54年)、165種の工業機器の音をテープ録音・編集した「交換」(’64年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報