デジタル大辞泉 「ロング島」の意味・読み・例文・類語 ロング‐とう〔‐タウ〕【ロング島】 《Long Island》オーストラリア、クイーンズランド州東岸、グレートバリアリーフの島。ウィットサンデー諸島に属し、大陸本土に最も近い。南北9キロメートルと細長い。大部分が熱帯雨林に覆われ、国立公園に指定されている。エアリービーチ近郊のシュートハーバーとフェリーで結ばれる。西インド諸島北部、バハマ諸島中央部の島。北西から南東へ約130キロメートルにわたって延びる細長い島で、北回帰線が通る。中心都市はクラレンスタウン。1492年にコロンブスが到達した島の一。18世紀末より米国からの移民による綿花のプランテーションが始まった。農業、製塩業が盛ん。深さ200メートルを超えるディーンズブルーホールがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロング島」の意味・わかりやすい解説 ロング島ろんぐとうLong Island 西インド諸島北部、バハマ中部の島。南北に細長いサンゴ礁の島で、北回帰線が通る。面積448平方キロメートル、人口2992(2000)。主要都市はクラレンスタウン。コロンブスにより「発見」されたが、先住民インディオは絶滅し、18世紀後半アメリカ合衆国からの移住者による綿花栽培で本格的植民が始まった。現在は製塩、サイザル麻の栽培、ウシの牧畜などが行われ、塩は同国の主要輸出産品である。国営空港がある。[栗原尚子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by