ロンバール(その他表記)Lambert Lombard

改訂新版 世界大百科事典 「ロンバール」の意味・わかりやすい解説

ロンバール
Lambert Lombard
生没年:1505-66

フランドルの画家,建築家。リエージュ生れ。ホッサールトに学び,1532年リエージュ大司教に仕える。ドイツ,ネーデルラントなどを旅行した後,38-39年ポルス枢機卿の伴をしてローマを訪れ,古代ローマの遺跡,同時代の美術理論,古典文学を学ぶ。後にそれらの教養を生かしてアントウェルペンのH.コック版画店のために種々の下絵(カルトン)を制作。バザーリと文通し,彼の《芸術家列伝》のためにネーデルラントの芸術家についての情報を提供した。大部分の油彩作品は今日紛失ないし破損しているが,リエージュでF.フローリス,ホルツィウス,ケイW.Keyなどを指導したよき師であったことが知られている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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