ローカナンダーパゴダ(その他表記)Lawkananda Pagoda

デジタル大辞泉 「ローカナンダーパゴダ」の意味・読み・例文・類語

ローカナンダー‐パゴダ(Lawkananda Pagoda)

ミャンマー中部の都市遺跡バガン南郊のニューバガンにある仏塔イラワジ川沿いのローカナンダー公園内に位置する。11世紀半ば、パガン朝を創始した初代王アノーラータにより、スリランカからもたらされたという釈迦しゃかの聖歯を納めるために建立金箔に覆われ、先端部が尖った釣鐘型の外観をもち、かつて河川交通目印となった。ローカナンダーパヤー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「ローカナンダーパゴダ」の解説

ローカナンダーパゴダ【ローカナンダーパゴダ】
Lawkananda Pagoda

ミャンマー中央部、仏教遺跡の町バガン(Bagan)の遺跡群南、エーヤワディー川(イラワジ川)沿いにあるローカナンダー公園の再奥部にあるパゴダ(仏塔)。11世紀にビルマ族による最初の統一国家を打ち立てたバガン王朝の始祖アノーヤター王が建立した寺院で、仏陀の遺歯が祀られている。ヤンゴンやヤカインからエーヤワディー川を舟で北上しバガンに近づいてくると最初に見えてくるパゴダで、黄金色に輝く釣鐘型のパゴダはバガンのランドマーク的な存在になってきた。かつてのバガンには、エーヤワディー川をさかのぼってスリランカの交易船が訪れていた。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android